6月19日に那須御用邸の半分近くが開放されるとの発表がありました。
1926年に設置され、現在は宮内庁の管理下にある栃木県那須町の那須御用邸の用地約1200ヘクタールを本年度中に環境省に移して、自然を観察するための公園として整備を進めるという方針ということのようです。
用地の大部分は日光国立公園内にあり、ブナやミズナラなどの豊かな自然林が広がっていることから、実現すれば自然観察マニアを中心に人気となるでしょうし、知名度の高さから地元自治体への観光面でのプラス効果も見込めるでしょう。ただし多くの来場者により貴重な自然にダメージが発生することも予想されますので、環境省にはあらゆる場合を想定した万全の対策を期待したいものですね。
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