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2007年度版防災白書

本日から6月で、霞ヶ関などでもクールビズが始まりました。

深刻化する地球温暖化の影響が懸念されていますが、先ほど内閣府の2007年度版防災白書が閣議で了承され、その中身も時代を反映しているようです。

昨年は梅雨前線による豪雨で長野県や島根県などで死者や行方不明者が32人も出て、北海道の佐呂間町での竜巻では9人が死亡するという被害がありました。今年に入っても能登半島地震や三重県中部を震源とする地震などが発生していて、さらに降雪量が少なかったエリアでは今後の水不足も予想されています。

今回の白書では日本列島では大災害がどこでも起こりうることを指摘してあり、集中豪雨の回数が増加していることや、都市部では高層ビルや地下空間で災害時の脆弱性が増加しており、また地方では高齢者のケアが新たな課題になっていることなどについても言及してあります。今後の対策として、個人や家庭、地域、企業、団体が「行動と投資を息長く行っていく国民運動が必要だと求めているようですが、異常気象による災害が少ないことを祈りたいものですね。
by machizukuri | 2007-06-01 12:09 | 個人的な感想


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