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15歳未満の子供の推計人口

5月4日に総務省から15歳未満の子供の数の発表がありました。

推計人口は昨年より14万人減って1738万人の世界最低水準のようですが、これは26年連続の減少で、国勢調査が始まった1920年以降の過去最少を更新しており、少子化が確実に進んでいる実態が明らかになっています。ちなみに子供の数のピークは1954年の2989万人ということですが、その大きなグループが多少は減ったものの現在の高齢社会を構成しています。

都道府県別で最も高いのは沖縄県の18.4%で、逆に最も低いのは東京都の11.6%ということで、子育ての環境や経費の差が数値に現れているようです。多くの識者から指摘されていることですが、人口構成比のアンバランスは将来の国民の生活に深刻な悪影響を与えかねないわけですから国に有効な総合対策を、さらに身近な存在である地方自治体には既成概念にとらわれることなく地域の特性に合った子育て支援を模索していただくことを期待したいものです。
by machizukuri | 2007-05-05 10:41 | 個人的な感想


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