人気ブログランキング | 話題のタグを見る

7月の降水量が記録更新

気象庁の発表によりますと、7月の降水量は各地で最高を記録したそうです。

これは九州や山陰、長野県などで大きな被害となった「平成18年7月豪雨」の影響で、各地で記録的な降水量を観測したということで、梅雨前線が長期間にわたり停滞して日本列島の広範囲を次々と雲が覆ったために、本州と四国では平年に比べて日照時間が大幅に少なかったそうなのです。

全国の約1300カ所の観測点の171地点では7月の降水量の最大値を更新し、平年の3倍を超える地点もあったそうですから、これは今後も起こり得る異常な気象現象と捉えて、抜本的な災害対策を内外の叡智を集めて早急にまとめ上げなければならないことでしょう。

具体的には日進月歩のIT技術を活用した広範囲な気象監視システムの構築と、その分析結果を早期に知らせる広報システムと山間の高齢化した地域までカバーする人的なネットワークとの効率的な融合などが考えられるでしょう。本格運営がスタートする緊急地震速報システムとも合わせて、 全国をくまなくカバーするものを目指していただきたいものですね。
by machizukuri | 2006-08-02 09:02 | 個人的な感想


<< キャノンと日立の新型デジタルビ... 全国平均路線価が14年ぶりに上昇 >>