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全国平均路線価が14年ぶりに上昇

本日から8月ですが、国税庁から全国の平均路線価の発表がありました。

全国約41万地点の標準宅地の平均路線価は1平方メートル当たり11万4000円で、これはバブル崩壊後14年ぶりに上昇したことになるとのことです。特に景気回復により土地の高度利用が図られている3大都市圏で顕著となっているようで、上昇したのは東京、千葉、愛知、大阪、京都で、特に東京は2年連続で上昇していて、東京駅や立川駅などの主要ターミナル近辺やブランドショップの出店が相次いだ銀座などでは上げ幅が10%以上となったそうです。

都道府県庁所在地の最高路線価で前年より上がったのは15都市で、昨年の6都市に比べ大幅に増加し、上昇率が最大のものは名古屋市中村区名駅1丁目で、26.4%ということで東海地区経済の好調を裏付ける結果となりました。

また今回の発表の特色は再開発が進む丸の内エリアでの地価の上昇が顕著だったことでした。現在もいくつかのビルが建設途中ですが、郵政民営化で土地の有効利用が図られるかもしれない東京駅前の丸の内郵便局が動き出せば銀座エリアを抜き去ることも充分に考えられるでしょう。
by machizukuri | 2006-08-01 14:15 | 個人的な感想


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