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各地で広がる道州制論議

5月19日に北海道をモデルとする道州制特区推進法案が閣議決定されました。

これは公共事業の財源優遇などと批判が多い北海道特例の枠組みは維持する内容で、国が特例で代行していた開発道路の整備など8項目の権限移譲を盛り込んでありました。今月末には衆院内閣委員会で審議入りする見通しで、今国会での成立を目指す方向のようです。

小泉首相が「道州制のモデルに」と力説して、北海道の高橋知事も「分権改革の先行例に」と意気込んだ割には中途半端な内容との批判も多いようです。高橋知事は記者団を前にして「小さく生んで大きく育てたい」と抱負を語っておられましたが、日本の先行モデルとしてはあまりにも小さく生みすぎたのではないでしょうか。

それでも北海道の道州制がスタートラインに立ったことから、西のモデル地区とも想定される九州でも将来を視野に入れた論議が本格化しているようです。内閣府では6月4日に福岡の天神で道州制をテーマにした全国初のタウンミーティングを開催することになったようですが、これもマスコミの注目度は高そうですね。

道州制タウンミーティング・イン・福岡
by machizukuri | 2006-05-21 09:01 | 個人的な感想


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