東京はM5クラスの地震に襲われて、その弱点を露わにしてしまいました。
災害等により公共インフラが止まる事があれば自宅に戻ることが出来ない帰宅困難者が数十万人単位で出てしまうことは予測されていましたが、昨晩駅で電車を待つことを余儀なくされた皆さんは、いつ発生してもおかしくないと言われている大震災の貴重な予行演習をされたことでしょう。
電車や地下鉄に代わる大量輸送機関を早急に整備することは不可能でしょうし、狭いマンハッタンとは違い、平均片道1時間半と言われる通勤距離を歩くのも強脚の持ち主でなければ無理でしょうから、今回の中規模災害を教訓に国や東京都には先を予測した有効な対策を立案していただきたいものですね。