まだ6月というのに都心では37度近くまで気温が上昇したようです。
昨年から汐留に立ち並んだ高層ビル群が海風を遮断するといって犯人扱いされていますが、因果関係の証明やそれ以降の損害賠償などは難しいでしょうから、何か他の対策を講じる必要がありそうですね。
そこで近年になって打ち水効果を狙った保水性舗装に注目が集まっています。これはアスファルトの表面にある隙間の中に保水力のある材料を入れたもので、そのため舗装している部分に雨水などを蓄えておくことができるので、晴天の時にはその水分を蒸発させ路面の温度を低下させることが出来るというものです。
大都市の道路をその更新時に、すべて保水性舗装に置き換えてゆけば、かなりの冷却効果が期待できるということですので、行政に期待したいものですね。