カテゴリ:用語解説( 40 )

クールシティ中枢街区パイロット事業

環境意識の啓蒙のため、ヒートアイランドのモデル街区が認定されたようです。

環境省が実施しているクールシティ中枢街区パイロット事業は注目度の高い地区を選定して、その地区内にある建物や施設が行う二酸化炭素の抑制に効果的なヒートアイランド対策技術の費用を一部補助するもので、今年度の予算は7億円規模ということです。

対象となるのは屋上や壁面の緑化、日差しを反射する高反射性塗装などヒートアイランド対策全般で、丸の内ビルディング屋上緑化工事や横浜のMM21地区など全国10カ所が認定されたということです。ヒートアイランド現象の顕著な都市の中枢部分に対策技術を集結することで、対策技術への認知度と普及促進を図るということですが、都心のヒートアイランド現象は深刻なだけに今後もその波及効果に期待したいものですね。
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by machizukuri | 2007-11-25 11:11 | 用語解説

MALera 岐阜

4月29日岐阜県の本巣市にオープンした日本最大級の複合商業施設です。

このモレラ岐阜は2層タイプで敷地面積が約18万5千平方メートル、延床面積約11万5千平方メートル、そして駐車場も約5千台という巨大なもので、ショップ数も240店舗と北米並みのものとなっているようです。

名鉄岐阜駅や中心市街地からも10km程度と適度な距離ですが、新しく作られた樽見鉄道のモレラ岐阜駅からは目の前の下車徒歩1分ということですから、アクセスに不安は無いようです。テナントは地元スーパーチェーンのバローやホームセンターのカーマ、12スクリーンのシネコンのTOHOシネマズなどですが、時代を感じさせるのは日本で初めてモール内に開設されるデイサービスなどの医療モールで、まさにひとつの街が工場跡地に出現したようなもので興味深いものですね。

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MALera 岐阜公式ウェブサイト
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by machizukuri | 2006-04-29 17:38 | 用語解説

保水性舗装

まだ6月というのに都心では37度近くまで気温が上昇したようです。

昨年から汐留に立ち並んだ高層ビル群が海風を遮断するといって犯人扱いされていますが、因果関係の証明やそれ以降の損害賠償などは難しいでしょうから、何か他の対策を講じる必要がありそうですね。

そこで近年になって打ち水効果を狙った保水性舗装に注目が集まっています。これはアスファルトの表面にある隙間の中に保水力のある材料を入れたもので、そのため舗装している部分に雨水などを蓄えておくことができるので、晴天の時にはその水分を蒸発させ路面の温度を低下させることが出来るというものです。

大都市の道路をその更新時に、すべて保水性舗装に置き換えてゆけば、かなりの冷却効果が期待できるということですので、行政に期待したいものですね。

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by machizukuri | 2005-06-28 20:48 | 用語解説

ビジネス支援図書館

最近は日本全国にビジネス支援をする図書館が増加しているということです。

公共図書館はさまざまなビジネスに有効な情報を集めた知の宝庫であり、新たなビジネスチャンスを模索する人々にとっては身近な存在で、わずかな金額でスタッフや場所を確保することで将来の成長の種を撒くことができるでしょう。

公共図書館の膨大な蔵書に加え、高速回線のインターネット端末、そして最低限の法的な知識を持った親切なスタッフが揃えば、これからビジネスを起業しようという初心者にとってかなり心強いことでしょう。そしてビジネス支援図書館を有効活用してビジネスに成功するものが現れれば、その地域の税収のアップや雇用の拡大などに貢献することが期待できるでしょうね。

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産業NPO支援センター ビジネス支援図書館
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by machizukuri | 2005-05-24 20:32 | 用語解説

市民が選ぶ市民活動団体支援制度

千葉県の市川市が始めたNPOや市民の意識を高めるための制度です。

この制度は市民の手による地域づくりの主体であるボランティア団体やNPOなどの市民の自主的な活動に対して、個人市民税納税者が自分が支援したい団体を選んで、個人市民税額の1%相当額を支援できるようにしたものです。

団体の応募を受け付けて、保健・医療・福祉、子どもの健全育成、まちづくりの活動などの83団体 から申請があったということですが、金額の多寡だけではなく各NPOや団体が市民から支持されているかどうかがわかるために意識の向上が期待されることでしょうね。

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千葉県市川市公式ウェブサイト
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by machizukuri | 2005-05-23 20:11 | 用語解説

パーシャルフロート

昨晩のワールドビジネスサテライトで特集していた新しい免震技術です。

清水建設が開発したパーシャルフロートというもので、簡単に説明すると、建物を水盆に浮かべるようなもので、地震国ならではの画期的な発明と言えるでしょう。

私も以前から首都機能移転をする場合は国会議事堂や周辺の建物を湖水の上にメガフロート状のもので浮かべるようなものが相応しいと考えていましたが、こちらのパーシャルフロートは立地を選ばないというメリットがあります。

当然ながら普通の免震よりも割高になるそうですが、博物館などの公共施設には向いているでしょうし、災害時に非常用の水を確保できるという利点もありますので、地域によっては効果的に活用できそうな新技術ですね。

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清水建設
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by machizukuri | 2005-01-15 20:11 | 用語解説

コンバージョン

都心の再開発事例の紹介もひとまず終えたので、久しぶりに用語解説です。

最近のこのブログを見るまでもなく、都心の湾岸エリアを走るとタワーマンションだらけで供給過剰じゃないかという疑問がでるのも当然でしょう。日本の人口はこれからピークを迎えて減る傾向ですから無理もない話でしょう。そこで空室となるオフィスビルや商業ビルを住宅などに用途転換する手法がコンバージョンです。

国土交通省では住宅へのコンバージョンに改装費用の一部の補助や建築基準法の緩和策を推進しているそうですし、東京都では「都民型民間賃貸住宅制度」の利用で1部屋あたり100万円の助成を受けることが可能ということですので、このコンバージョンの動きは様々な企業の参入によりさらに活性化してゆきそうですね。
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by machizukuri | 2004-12-12 20:01 | 用語解説

銀座イースト

勝鬨橋近くで築地市場対岸の月島なのに銀座イーストという名前の開発です。

これは石井鐵工所の企業遊休地の跡に、日建ハウジングシステムが地上32階、地下1階の市街地総合設計制度による容積割増を受けた住宅と有料老人ホームの複合タワーが建設するもので、完成は2006年8月予定ということです。

交通は大江戸線月島駅と勝どき駅ですが、晴海通りを10分ほど歩けば銀座4丁目ですから生活するうえで不便を感じることはまずないでしょう。

米国デザイン事務所3社との協働設計というものと、レストラン、ホール、大浴場、プール、ビリヤード室など共用スペースの豊富さも特徴のようです。

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銀座イースト
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by machizukuri | 2004-11-17 19:22 | 用語解説

エッジシティ

エッジシティとは郊外に形成された全機能を備えた完結型の都市のことです。

ワシントン・ポスト紙のジョエル・ガロー氏が1991年に「エッジシティ」という著書を発表してその概念が確立しましたが、続々と開発される米国における複合機能を有する多機能型郊外都市のことがエッジシティと呼称されるようになりました。

自動車交通に大きく依存したエッジシティは、省エネを追求するとしても環境面での懸念は残りますし、急速に進む高齢化社会に対応する技術の開発も充分とは思えず、国内で米国型のエッジシティをそのまま導入することはリスクが伴うでしょう。

中心市街地の衰退は日米共通した点が多いわけですし、様々な面で米国の後追いをしてきた日本ですが、これから急速に人口減少に向かうことや、平均の児童数が少ない点などから、今後はまったく別の道を歩んでゆくことになりそうです。
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by machizukuri | 2004-08-25 18:00 | 用語解説

トランジットモール

 欧米で人気のトランジットモールが日本でも注目されています。

トランジットモールとは、中心街の通りに進入する車両の通行を抑制した歩行者専用の空間のことで、その多くではバスや路面電車などの公共の交通機関だけが通行できるように配慮されて計画されています。

そこでは歩行者が安全で快適に歩くことができるだけでなく、季節に合った様々なイベントが開催されたり、休憩や待ち合わせに利用されたりと、市民の活動に潤いを与えてくれる「場」となっています。

欧米と日本の都市では、その都市構造が様々な点で異なっていますので、単純に欧米の事例の真似をしても最大の効果は得ることができないでしょうから、周辺への影響評価を含めた広い視点でのシミュレーションが求められています。
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by machizukuri | 2004-08-24 17:19 | 用語解説