カテゴリ:まちづくり概論( 2 )

まちづくりが目指すもの

これからの時代にまちづくりが目指すものはどういうものでしょうか。

高齢化時代にはすべての市民が暮らしやすい万人向けのもの、つまりユニバーサルデザインの思想が充分に配慮されたものが望まれるでしょう。

また限られた資源を有効に使わなければならない現実や更新による莫大な廃棄物等を長期的な視野で考慮するとまちづくりの計画段階から最大限に環境に配慮したものでなければならないでしょう。

さらに今後は成熟時代を向かえて、国内の地域間交流が盛んになることは当然として、交通や通信の発達の追い風もあって諸外国からのビジネスや観光目的の入国者も増加することが確実視されており、様々な異文化に配慮した真の国際化というものも求められてゆくでしょう。

まちづくりは単にそこに暮らす市民のものではありません。すべての来訪者にとって好ましいものでなければならず、そういったおもてなしの思想に貫かれたまちづくりを成し遂げれば、結局はそこに住む市民の利益となるに違いありません。
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by machizukuri | 2004-07-07 19:16 | まちづくり概論

まちづくりの新しい潮流

まちづくりの手法も時代と共に変化してゆきます。

高度成長期には公共建築物などを新たに整備する場合、効率を最優先した面白みに欠けるものが多数派でしたが、近年にはその地域の歴史や成り立ちの要件に配慮したものが目立つようになり、多くの市民の共感を得ることも増えてきました。

また地震国ゆえに限界はありますが、歴史ある町並みや由緒ある建築物を新しい用途に再利用してゆこうという動きも、免震技術の進歩も追い風となって全国各地で試行錯誤されれており、地域再生のきっかけとなることも少なくないようです。
古きをたずねて新しきを知るというのはまちづくりにも当てはまるようですね。
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by machizukuri | 2004-07-06 18:38 | まちづくり概論