4月から北海道でバイオエタノール車で公道走行試験が始まるようです。
国内ではバイオエタノールを3%混合させたE3燃料までの使用が認められ、首都圏のガソリンスタンドなどで販売が始まっていますが、米国やブラジルなどでは既にバイオエタノール100%の対応車も登場しており、環境省ではそのような国際社会の動向をふまえて10%の混合燃料であるE10燃料の普及の可能性を探りたいようです。
帯広市や北海道などが出資する財団法人十勝圏振興機構と日産自動車が4月から道内1万キロの走行実験の概要が公表されたようですが、今回の実験を通じて環境が主要テーマとなる7月の北海道洞爺湖サミットでバイオエタノール車のアピールにつなげたいということのようです。