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出生率が過去最低を更新 

厚生労働省の発表によりますと、また出生率が過去最低を更新したそうです。 

2005年の人口動態統計の合計特殊出生率(1人の女性が一生に産む子どもの数)は過去最低だった2004年の1.29をさらに下まわり1.25まで落ち込み、少子化傾向に歯止めがかからない現状が明らかになりました。

低下の理由は晩婚化など様々なことが言われていますが、20年ほど前からこのような事態が予測されていたのに有効な対策を講じてこなかった政治の責任も大きいとの指摘も外れてはいないでしょう。

出生率を都道府県別にみると以下のようになっています。

ワースト順位
  1位東京(0.98)、2位奈良(1.12)、3位京都、北海道(1.13)

ベスト順位
  1位沖縄(1.71)、2位福井(1.47)、3位宮崎、福島(1.46)

前年を上回ったのは福井県のみで、東京都は初めて1.00を下回ったそうですが、まちづくりの基礎を支える人口減の傾向はこれ以上は看過できない事態ですので、さらなる有効な少子化対策を期待したいものですね。

厚生労働省公式ウェブサイト
by machizukuri | 2006-06-02 09:29 | 個人的な感想


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