都心から約15kmの圏域を環状に繋ぐ整備中の高速道路です。
通称「外環」の85kmの道路は、常磐道と結ぶ三郷ジャンクションから関越道と結ぶ大泉ジャンクションの間が開通していますが、都内区間の関越道から東名高速の間の約16kmが様々な問題があり未整備のままです。
この道路は3環状9放射の一翼をなす道路で、放射方向の幹線道路を相互に連結して都心部に集中する交通を円滑に分散導入するとともに、都心に起終点を持たない交通をバイパスさせることにより、首都圏における交通渋滞の緩和や都市間の円滑な交通ネットワークを実現する役割を果たすということですが、必要性は高いものの、日本経済が衰退期に向かいつつありますので、計画の進行に時間がかかりすぎたことが悔やまれます。
東京外かく環状道路